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土手をモクモク歩く

土手をモクモク歩く

仁淀川の土手の上は、
空をさえぎるものがない。
大きく広がったその空の下を、
ひたすらまっすぐに
モクモク歩くのが好き。

土手をモクモク歩く

モクモク歩きつづけると、
空に浮かぶ雲のように
いろんな考えがわき起こる。
季節を感じながら、
家族を想いながら、
仕事のアイデアを練りながら、
人間関係に悩みながら、
地球の将来を憂いながら、
僕はモクモク歩きつづける。

土手をモクモク歩く

土手をモクモク歩く

浮かんでは消えていくその考えを
何となしに眺めながら歩きつづけると、
いつの間にか僕は空になっている。
…ような気がする。
自分が空洞になっていくような、
天と地をつなぐ透明な筒になるような、
そんな時間が、好きだ。

土手をモクモク歩く

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