2006.09.11 Mon
核燃料再処理工場の真実:六ヶ所村
津野町に引き続き、東洋町まで核廃棄物処理施設誘致に向けて動いている事を知った今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
東洋町、おまえもか…って事で、いかに行政側が一般市民の意向を無視し、環境を破壊しつつ経済効率ばかりを追い求めているかが、身にしみて分かった僕なのですが、そんな事今更言うまでもないか?(笑)…しかし今のやり方のまま、どこまでも進んで行けると思っているのでしょうか?

東洋町、おまえもか…って事で、いかに行政側が一般市民の意向を無視し、環境を破壊しつつ経済効率ばかりを追い求めているかが、身にしみて分かった僕なのですが、そんな事今更言うまでもないか?(笑)…しかし今のやり方のまま、どこまでも進んで行けると思っているのでしょうか?


本日は、この問題と関連する六ヶ所村の核燃料再処理施設について書きます。津野町も東洋町も六ヶ所村も、現在政府が進めているプルサーマル計画の一部なんですね。六ヶ所村の核燃料再処理施設の計画については、音楽家の坂本龍一さんが反対運動を起こしています。この施設に関しては、情報を知れば知るほど驚愕する事間違いなしです。
核燃料のリサイクルには、使用済みプルトニウムとウランを混ぜたプルサーマル燃料が使用されますが、これの取り扱いには非常に高度な技術が必要です。一歩間違えばチェルノブイリを遥かに超える大惨事になります。通常の稼働状態でも、処理に伴う放射能汚染のレベルは通常の原子炉の365倍。法律で許されるギリギリの放射能レベルです。
実際には、放射能は海水や土に蓄積していきますから、東北地方でとれる魚や農産物は、短期間のうちに法律で許される基準値を超えます。政府はそういった食物や生命の安全性よりも、儲かる事、経済効率を求めているのです。放射能による汚染範囲は想像以上に広く、廃液が海に流れ込んだり、空気中の汚染物質が風に乗って広がったりして、日本全体が影響を受けます。これは既に地球レベルの問題であって、人ごとだと思ってはいけないのです。
基本的な情報を知るだけで、こんなバカげた計画はないと言う事が、分かっていただけると思います。事実を知るチャンスに恵まれた皆さんは、他の人々にもぜひ情報を紹介していきましょう。
坂本龍一さんとshing02さん、お二人のメッセージをご紹介いたします。これを読んで共感した方は、メッセージを広めていただけると嬉しいです。また、stop-rokkasho.orgでは、音楽やグラフィック、ム−ビーなどの様々な作品を通して、メッセージを発信しています。こう言っちゃなんですが、クリエイティブを鑑賞する視点で見ても、非常に面白いのでオススメいたします。
〈転載歓迎!〉
★ ★ ★ ★ ★
坂本龍一です。
本日、みなさんの貴重なお時間を頂戴して訴えたいのは、青森県六ヶ所村にある核燃料再処理工場による、甚大な放射能汚染についてです。
なんと、この再処理工場からは通常の原発から出る放射能の一年分が、一日で出るというのです。美しい縄文の地と恵みをもたらす三陸の海が汚され、その被害は何百世代先にまで及びます。
こんな異常なことがまかりとおっていることが、にわかには信じられません。
しかし、もっと問題なのはほとんどの人がこの事実を知らないということです。
これは大手メディアに責任がありますが、PSE法についてはあれほどリアクションがあったのに、もっと重大で命に関わるこの問題については、社会全体が奇妙なほど静かなのです。
そこでぼくはインターネットと音楽をもって世界にこのことを知らしめようと思いました。
ぼくと、若い友人である日本人ラッパー、shing02は今、音楽を制作中です。ぼくたちはその音楽をwebに載せ、人々がそれを自由にダウンロードし、リミックスし、サンプリング、リサイクル、リモデルなどをして、再処理工場のことが世界に広まるように、クリエイティブコモンズのライセンスを取得するつもりです。
幸い、友人のクリスチャン・フェネスが賛同し、音をダビングしてくれましたし、また英国の有名なデザイナーであるジョナサン・バーンブルックはwebサイト(www.stop-rokkasho.org)のデ ザインを引き受けてくれました。
そこでは、人々が音楽を聴き、ダウンロードをし、またビデオを見たり、六ヶ所再処理工場についてもっと情報を得ることができます。
みなさんにもぼくたちと共に、音楽、写真、動画、美術作品、詩など、どんなジャンルでもけっこうですので、寄付していただくことを呼びかけたいのです。
そうすることによって、世界がこの問題を知ることになり、ひいては危険な再処理工場が止まることを願って。
ちなみに、ぼくたちにはどんな財政的な基盤もありません。これは人々に気づいてもらうことを目的とした、100%ボランタリーな活動です。
みなさんの貴重なお時間をさいて、これを読んでいただき、またこの問題を考慮していただいたことに感謝して。
坂本龍一拝
■shing02さんから
おはようございます。新しい時代の幕開けがやって参りました。
これ以上、大気と大海をよごすのは止めにしましょう。
僕たちは、大変な世の中に産まれて来てしまった。
この50年間、核エネルギーがふんだんに使われるようになって、
地球のあるところで起きた汚染は、必ず、世界の至る所に散布されてきた。
それは、今でもより大きなスケールで続いている。
その結果、多くの人がそれまでにほとんどなかった病を、
当たり前のように患うようになっている。
そんな苦しみを人々に与える権利を、誰が与えたというのか。
僕たちは、例え体を犯されても、精神はそれを超えた強さを持つ必要がある。
この問題は氷山のほんの、一角に過ぎない。
表も裏も側面も沢山、学ぶ必要がある。
本当にびっくりするような光景、目を覆いたくなる統計は、いくらでもあるよ。
なぜ、今まで誰も何もできないでいるのか。
それでも、まずは日本人として、できることは沢山あると思う。
一人の人間にできることは限られている。
しかし、その限界というのはとてつもなく広い。
http://stop-rokkasho.org/
坂本龍一氏が始めたサイトです。
まずは諸外国のメディア向けにつくられたサイトですので、
INFOの和訳は後になります。
ARTセクションから、「ROKKASHO」MP3が3バージョンDLできます。
iTMSでもポッドキャストできるはず。
なお、このプロジェクトは視聴者参加型です。
時間をかけて大きくしていきますので、是非ご協力ください。
http://www.e22.com/rokkasho
グラフィック・デポ。ご自由に使用ください
http://www.e22.com/shing02/writing/politica.htm
なぜ?という人のために文章を書いてみた
それでは、対岸でお会いしましょう
shing02
★ ★ ★ ★ ★
以下、六ヶ所村に関する関連リンクです。
◇六ヶ所村核燃料再処理施設とは
◇止めよう六ヶ所再処理工場
◇stop-rokkasho.orgバナー

音楽家・坂本龍一さんらが、六ヶ所村核燃料再処理工場の危険性を世界に知らしめるために始めた活動「stop-rokkasho」。田中優さんと共に「stop-rokkasho」を中心に日本の現状を的確に視る!ポッドキャスティングでお聞きいただけます。
◆Podcasting:talk dictionary about stop-rokkasho その一
◆Podcasting:talk dictionary about stop-rokkasho その二
| 雑記 | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑


