2006.11.20 Mon
金属生命体の謎、ARMS[アームズ]:コミック
![]() | ARMS (1) 少年サンデーコミックススペシャル 皆川 亮二、七月 鏡一 他 (1997/11) 小学館 この商品の詳細を見る |
第1巻目は、主人公の片腕が突然大きな爪のついた恐竜の腕みたいな武器に変化して、敵を切り刻み、なぎ倒すアクションシーンが登場。
おいおい、ちょっとそれは子供っぽいんでないかい?いくら何でも人間の腕が急に大きくなって、メカのような恐竜のような不思議な形の武器に変化しちゃうなんて、おじさんとしては納得いかないよ。子供ならウケルかもしんないけど。
…という風に考えて、初めのうちは最後まで読めるかどうか、正直不安でした。
ところが意外や意外、こういった肉体のメタモルフォーゼにも、金属生命体と人体との融合という論理的な根拠が一応あってですね、読み進むうちにすっかりハマってしまったのだ。
外宇宙から飛来した謎の珪素生命体:アザゼル。炭素系生命体である僕達とは異なる起源を持つアザゼルは、増殖能力・エネルギー代謝能力など、生物固有の特徴を備えた無機物で、独自の意志を持つ生命体。この生命体から、人間の戦闘能力を飛躍的に高めるナノマシンの集合体:ARMS[アームズ]が生まれる。そしてそのARMSを移植された4人の少年少女達が、世界規模の陰謀に巻き込まれてゆく。
…という事で全22巻、最初から最後までストーリーの破綻なく楽しめました。話の展開に沿って、絵の具を塗り重ねるように謎が解け、少しずつ主人公達の戦闘スキルが上がり、キャラクターへの感情移入も深まり、なかなか読み応えがありましたね。最初の印象がウソのようです。
話が後半になるほど、絵が緻密に、巧みになります。これは単に描画技術が向上したというだけじゃなくて、物語に魂が宿ってきた感じの巧さです。筆が勝手に走っている感じでしょうか。各コマの構成に無駄がなく、テクニックの使い方が非常に的確になっていき、ノリの良いスピード感を感じます。ストーリーに没入していくと、そこに風が吹き、爆音が聞こえ、戦闘シーンの匂いが伝わってくるかのような臨場感です。
22巻くらいの長さになると、積み上げられた世界観とキャラクターが巻き起こすドラマに、感情の振幅が激しくなりますね。何度も絶対絶命のピンチに追い込まれ、その度にさすがにもうダメかも…と思った途端、奇跡的に復活したりして、思わずウルウルしたり、激しく怒りを覚えたり、全身の細胞が震える感じです。
読後感は、嵐が過ぎ去った後の晴れ渡る青空のように爽やか。恐怖や憎悪、絶望に負けない強い意志、人を愛する心、仲間との連帯感、未来への希望などが後味になって尾をひきます。非常に気持ち良く元気の出るコミックでした。
◇ARMS (1) / 皆川 亮二
◇ARMS[アームズ]をWikipediaで調べてみると…
外宇宙から飛来した謎の珪素生命体:アザゼル。炭素系生命体である僕達とは異なる起源を持つアザゼルは、増殖能力・エネルギー代謝能力など、生物固有の特徴を備えた無機物で、独自の意志を持つ生命体。この生命体から、人間の戦闘能力を飛躍的に高めるナノマシンの集合体:ARMS[アームズ]が生まれる。そしてそのARMSを移植された4人の少年少女達が、世界規模の陰謀に巻き込まれてゆく。
…という事で全22巻、最初から最後までストーリーの破綻なく楽しめました。話の展開に沿って、絵の具を塗り重ねるように謎が解け、少しずつ主人公達の戦闘スキルが上がり、キャラクターへの感情移入も深まり、なかなか読み応えがありましたね。最初の印象がウソのようです。
話が後半になるほど、絵が緻密に、巧みになります。これは単に描画技術が向上したというだけじゃなくて、物語に魂が宿ってきた感じの巧さです。筆が勝手に走っている感じでしょうか。各コマの構成に無駄がなく、テクニックの使い方が非常に的確になっていき、ノリの良いスピード感を感じます。ストーリーに没入していくと、そこに風が吹き、爆音が聞こえ、戦闘シーンの匂いが伝わってくるかのような臨場感です。
22巻くらいの長さになると、積み上げられた世界観とキャラクターが巻き起こすドラマに、感情の振幅が激しくなりますね。何度も絶対絶命のピンチに追い込まれ、その度にさすがにもうダメかも…と思った途端、奇跡的に復活したりして、思わずウルウルしたり、激しく怒りを覚えたり、全身の細胞が震える感じです。
読後感は、嵐が過ぎ去った後の晴れ渡る青空のように爽やか。恐怖や憎悪、絶望に負けない強い意志、人を愛する心、仲間との連帯感、未来への希望などが後味になって尾をひきます。非常に気持ち良く元気の出るコミックでした。
◇ARMS (1) / 皆川 亮二
◇ARMS[アームズ]をWikipediaで調べてみると…
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