2007.02.04 Sun
Requiem for a Dream:DVD
![]() | レクイエム・フォー・ドリーム デラックス版 ジャレッド・レト (2004/06/25) ジェネオン エンタテインメント この商品の詳細を見る |
こ…これは、ひどい。…って言うか、すごい。いや、そんな単純な言葉じゃ表現できないよ。何て言ったらいいんだ?何だか凄まじい世界が展開するんですよ、この映画。ガツンと一発頭を殴られた感じ。
どうしてこの映画を観ちゃったのかというと、恐いもの観たさですね。救いようのない絶望感という意味で、スプラッターよりオカルトより、ある意味恐ろしいです。
映画のあらすじは、こんな感じです。本当の愛を経験する事なく、心がバラバラになった家族や友人達が、ドラッグによる短い恍惚感の果てに、冷たく暗い狂気の世界に落ちて行くんです。
映像表現がいいです。シャープで独創的、テンポがよく疾走感があります。色調はかなりドライで渋めのトーンで、画面分割やスローモーションなどの使い方が上手いです。ちなみにドラッグをキメる時は、短い映像がビートに乗ってつなぎ合わされてるんですが、ヒップホップ・モンタージュというオリジナルの手法らしいです。それから、いつの間にかスルッと幻覚世界に入っては、急に現実に返ったりするシーンが多く、観ているとだんだん現実と虚構がミックスされ、全てが夢のようになっていく仕組みも面白いです。
お金、テレビ、チョコ、コーヒー、ドラッグ、他人からの賞賛など、実体のない空っぽの対象に寄りかかって生きる人々。これって、アメリカの実情を描いているんだろうか?実際に住んだ事ないからよく分からないけど。ただ、アメリカナイズされている日本でも同じような現象が起こっているよね。
物質主義、エゴと利潤の追求、グローバリズムの行き着く先には、便利な生活はあっても、内面の豊かさや本当の幸せはないような気がする。
ところでジェニファー・コネリー、美しいなぁ。だけど、こんなに醜い内面をさらけ出すような演技もするんだね。清純な乙女からヤク中、ストリッパー、魔性の女まで。どんな面を見せても魅力的。生まれ持った才能と、役者としてのチャレンジ精神を感じます。
あとそれから母親役のエレン・バースティンが、自らの心の空洞をさらけ出す独白のシーンはせつなかったな。
朝起きるのはテレビのため。
テレビのためにやせて、
赤いドレスを着たいのよ。
それがあるから笑える。
明日にも希望が持てる。
あたしに何がある?
うん?
何のためにシーツを替えたりかえたりお皿を洗うの?
やってるけど、何のためよ?
あたしは一人なの。
パパはいない。
あんただって…
世話する人、あたしにはいない。
あたしに何がある?
孤独なの…
もう歳だし。
そして徐々に狂気が溢れ出してくる迫真の演技。すごかったです。彼女はこの年のアカデミー主演女優賞にノミネートされたそうです。
息子のジャレッド・レトもなかなかいい演技してましたね。青白くて頬のこけた顔、優しくてクールなキャラクター、そして透き通った瞳がいいね。吸い込まれそうになります。
そうそう、話はそれますが、観ていて何となくアメリカン・ビューティーを思い出しましたね。家族の崩壊とドラッグという設定がリンクしたのかな。あの映画はすごく印象に残っていて、かなり感動した記憶があります。ケヴィン・スペイシーをはじめ、いいキャスティングだったなぁ。脚本も映像も好き。ああ、また観たくなってきた。僕的には、何度でも観たい映画の一つなんですよね。
映像表現がいいです。シャープで独創的、テンポがよく疾走感があります。色調はかなりドライで渋めのトーンで、画面分割やスローモーションなどの使い方が上手いです。ちなみにドラッグをキメる時は、短い映像がビートに乗ってつなぎ合わされてるんですが、ヒップホップ・モンタージュというオリジナルの手法らしいです。それから、いつの間にかスルッと幻覚世界に入っては、急に現実に返ったりするシーンが多く、観ているとだんだん現実と虚構がミックスされ、全てが夢のようになっていく仕組みも面白いです。
お金、テレビ、チョコ、コーヒー、ドラッグ、他人からの賞賛など、実体のない空っぽの対象に寄りかかって生きる人々。これって、アメリカの実情を描いているんだろうか?実際に住んだ事ないからよく分からないけど。ただ、アメリカナイズされている日本でも同じような現象が起こっているよね。
物質主義、エゴと利潤の追求、グローバリズムの行き着く先には、便利な生活はあっても、内面の豊かさや本当の幸せはないような気がする。
ところでジェニファー・コネリー、美しいなぁ。だけど、こんなに醜い内面をさらけ出すような演技もするんだね。清純な乙女からヤク中、ストリッパー、魔性の女まで。どんな面を見せても魅力的。生まれ持った才能と、役者としてのチャレンジ精神を感じます。
あとそれから母親役のエレン・バースティンが、自らの心の空洞をさらけ出す独白のシーンはせつなかったな。
朝起きるのはテレビのため。
テレビのためにやせて、
赤いドレスを着たいのよ。
それがあるから笑える。
明日にも希望が持てる。
あたしに何がある?
うん?
何のためにシーツを替えたりかえたりお皿を洗うの?
やってるけど、何のためよ?
あたしは一人なの。
パパはいない。
あんただって…
世話する人、あたしにはいない。
あたしに何がある?
孤独なの…
もう歳だし。
そして徐々に狂気が溢れ出してくる迫真の演技。すごかったです。彼女はこの年のアカデミー主演女優賞にノミネートされたそうです。
息子のジャレッド・レトもなかなかいい演技してましたね。青白くて頬のこけた顔、優しくてクールなキャラクター、そして透き通った瞳がいいね。吸い込まれそうになります。
そうそう、話はそれますが、観ていて何となくアメリカン・ビューティーを思い出しましたね。家族の崩壊とドラッグという設定がリンクしたのかな。あの映画はすごく印象に残っていて、かなり感動した記憶があります。ケヴィン・スペイシーをはじめ、いいキャスティングだったなぁ。脚本も映像も好き。ああ、また観たくなってきた。僕的には、何度でも観たい映画の一つなんですよね。
![]() | アメリカン・ビューティー ケビン・スペイシー (2006/06/23) ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン この商品の詳細を見る |
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