2006.01.29 Sun
生まれました、男の子です。
徹夜明けで、そろそろ寝ようと思っていた朝の6時半頃、妻が緊張した感じで起きてきて、「おしるしが来た」と言うんです。僕は不謹慎にも「え〜、今から病院行くの?」と言ってしまいました。そうこうしているうちに、動けなくなるほどの陣痛が10分おきに始まったので、僕も眠いなどと言ってられなくなりました。
火事場の馬鹿力、といった感じで、猛スピードで着替えやカメラなどの身支度を整え、寝起きでぐする娘を引っ張って車に乗り込んだのでした。高速道路で病院へまっしぐらに突き進んでいると、右手にオレンジ色の朝日が美しく輝いていました。後部座席では妻が口も聞けないほどの痛みにうめいています。僕は意識が覚醒して、妙に落ち着き払っていました。妻に何度も「大丈夫、きっと安産だ、安心して」と言っていたのを覚えています。その時、朝日の方向からコウノトリが飛んできて、目の前をゆっくりと過ぎ左手に飛び去って行くのが見えました。吉報です。生まれる子供は男の子で「心優(こう)」という名前に決めています。「心優の鳥が朝日から飛んできた」とつぶやいているうちに、病院に着きました。
病院に着いたのが午前7時45分頃で、それからすぐ検査してもらって分娩台に横たわり、30分位で心優は生まれました。生まれるまでのこの30分は、僕にとっては2時間くらいに感じられるほど衝撃的で濃密なものでしたが、お医者さんが言うには、すごく軽めの安産、との事でした。でも、もう少しのんびりしていたら、車の中で破水していたかもしれません。
生まれるまでの濃密な30分間は、あまりの痛みに叫び続ける妻の手を取り、意外と冷静で明るい娘と共に、小さな命がこの世に生まれる一部始終をしっかりと見届けました。
我が子の産声を聞く。これほど神聖で、美しく、無条件に喜びの涙が溢れる瞬間を、僕は知りません。このけなげで愛らしく、しかし生命力に満ちた力強い声を聞くと、ひとりでに僕の中の父親のスイッチが、カチンと音を立ててONになるようです。



ありがとうございます。誰にともなく、この広い空間に向けてそう感謝しつつ、僕は今、猛烈な睡魔と戦いつつ、このエントリーを書いています。この世の皆さん、心優をよろしくお願いいたします。…そして、おやすみなさい。
p.s.
早速お祝いに駆けつけてくれた僕の親に、悦に入ってコウノトリの話をすると、「コウノトリがそんなに簡単に飛びゆうわけないやんか。そりゃあんた、サギよね。(以上、土佐弁)」とのたまってくださいました。「なんちゅう親や、ぶち壊しやんか。子供の夢を摘んでどうする?」と思ったけど、いつもの事なので気を取り直して、やはりあれは僕の中ではコウノトリだったと思うようにしてます。僕が言いたい吉報ってのは、サイン(兆し)もしくはシンボル(表象)の事なんだから、自分の潜在意識が見えるって事で問題ないです〜。
病院に着いたのが午前7時45分頃で、それからすぐ検査してもらって分娩台に横たわり、30分位で心優は生まれました。生まれるまでのこの30分は、僕にとっては2時間くらいに感じられるほど衝撃的で濃密なものでしたが、お医者さんが言うには、すごく軽めの安産、との事でした。でも、もう少しのんびりしていたら、車の中で破水していたかもしれません。
生まれるまでの濃密な30分間は、あまりの痛みに叫び続ける妻の手を取り、意外と冷静で明るい娘と共に、小さな命がこの世に生まれる一部始終をしっかりと見届けました。
我が子の産声を聞く。これほど神聖で、美しく、無条件に喜びの涙が溢れる瞬間を、僕は知りません。このけなげで愛らしく、しかし生命力に満ちた力強い声を聞くと、ひとりでに僕の中の父親のスイッチが、カチンと音を立ててONになるようです。



ありがとうございます。誰にともなく、この広い空間に向けてそう感謝しつつ、僕は今、猛烈な睡魔と戦いつつ、このエントリーを書いています。この世の皆さん、心優をよろしくお願いいたします。…そして、おやすみなさい。
p.s.
早速お祝いに駆けつけてくれた僕の親に、悦に入ってコウノトリの話をすると、「コウノトリがそんなに簡単に飛びゆうわけないやんか。そりゃあんた、サギよね。(以上、土佐弁)」とのたまってくださいました。「なんちゅう親や、ぶち壊しやんか。子供の夢を摘んでどうする?」と思ったけど、いつもの事なので気を取り直して、やはりあれは僕の中ではコウノトリだったと思うようにしてます。僕が言いたい吉報ってのは、サイン(兆し)もしくはシンボル(表象)の事なんだから、自分の潜在意識が見えるって事で問題ないです〜。
| Myファミリー | 22:54 | comments(4) | trackbacks(0) | TOP↑


