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高知〜宇都宮:日帰り出張の巻

現在、僕がブログの更新もままならないほど忙殺されている某プロジェクトの取材で、どうしても栃木県宇都宮市に行かなくてはならなくなった。しかも日帰りである。聞く人はみんな「そりゃ、きついねぇ…」と言うのだが、僕的にはそんなでもないと思っていた。いやどちらかというと、遠足に出かける幼稚園児のようなワクワク気分だった。だって、毎日毎日パソコンのモニタばかり眺めて過ごしているんだもん。


さて、朝7時過ぎのANAでまず東京に飛んで、モノレールと山手線を乗り継ぎ、新幹線に乗って宇都宮に向かった。車窓の風景が次々と変化していく。おもしろいなぁ。隣に上司が座っていろんな事を話しかけてこなければ、本当に旅気分なんだけどなぁ。高速で動くいろんな乗り物を乗り継いで、僕はどんどん栃木に近づいていった。でも何となく妙な気分がしてきた。窓のついた一つのパイプの中を進んでいるような気がするのだ。

浜松町から山手線に乗り込んだ時、16年間暮らした東京の思い出を一瞬、僕は思い出した。あの頃に一瞬タイムスリップした気になったのである。だけど実感はなかった。僕は、実感のないまま目の前の人々を眺め、頭でここが東京だと理解しようとしていた。きっと、移動するスピードが速すぎて、心がまだ高知にいるんだと思う。現代の交通機関は、身体を運ぶ速度はアップしたが、心まで一緒に連れて行けるかどうかは分からないな…とふと思ったのだった。

新幹線が栃木県に入ると見渡す限り平野が広がり、山が見えない。高いビルはなくて、低層の建物がどこまでも広がっているような印象だ。どこにいても常に山が視界に入って来る高知とは全く違う。なぜだか知らないけど、風景を見ていると少し寂しい感じがした。湿った曇り空だからかもしれない。

宇都宮駅前

宇都宮駅に到着すると、取材先の会社の人が昼食をごちそうしてくれる事になった。宇都宮は餃子が名物なのだそうだ。…それは知らなかった。そういえば、駅周辺にはやたら餃子屋の看板が多い。一番オススメのお店は「宇都宮みんみん」というお店だったが、あいにく臨時休業だった。

次に向かったのは「正嗣(まさし)」というお店で、そこは何とご飯がなくて、餃子だけを食べてお腹を一杯にするそうだ。宇都宮の餃子にはヤキ(焼き餃子)とスイ(水餃子)とアゲ(揚げ餃子)があって、1皿200円前後が相場らしい。なかなかリーズナブルな価格設定だ。若い男の子なら4〜5皿は普通に食べるとの事。へぇ〜、そういうの、僕好きだな。…しかし「正嗣」も休みだった。

しかたなく駅周辺をさまよい、適当に目についたお店に入る事にする。案内してくれた方が、焼き餃子定食にプラス水餃子を注文してくれた。食べてみるとヤキもスイもなかなか美味しい。何ていうのかな、すごく作り慣れた感じの味で、変に奇をてらっていなくて好感の持てる味だった。それからこれは宇都宮餃子の傾向らしいのだが、中の具が野菜中心で、たくさん食べても胃もたれせず、これなら毎日でも食べられそうだと思った。

宇都宮の餃子
宇都宮の餃子
宇都宮の餃子
宇都宮の餃子

午後からの打合せと取材は、とても充実した内容であっという間に時間切れとなった。最終便の飛行機に間に合うよう、午後4時過ぎには宇都宮駅のホームに戻ってきた。帰りの飛行機の中では「翼の王国」を読みながらうとうとしてしまったが、とても楽しい一日だった。たまの出張は気分転換になっていいもんだな、と思ったのだった。

ちなみに、僕が食べそこなった「宇都宮みんみん」と「正嗣(まさし)」の餃子が、ネット通販できるらしい。早速試してみようかな。

| 雑記 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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