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火垂るの墓(ほたるのはか)

なぜこの時期に、僕が「火垂るの墓」を観る事になったかというと、3歳8カ月になる娘に何度もしつこくリクエストされたからである。僕も妻もこの映画は何度か観ていて、その度に嫌というほど心が痛み、号泣し、落ち込んできたので、できれば避けて通りたい気分だったのだが…

火垂るの墓 火垂るの墓
野坂昭如、 他 (2005/11/18)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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娘は既にお婆ちゃんの家でテレビ放送されていた「火垂るの墓」を観ているらしく、その時何を感じたのかは分からないが「面白かったから」と言ってやたらしつこく何度も観たいというのである。そこまで言うなら…と、この週末TSUTAYAが半額セールになったのをきっかけに、借りて来る事になったのだ。

…やはり、僕も妻も号泣してしまった。子供が生まれてからは観た事がなかったので、以前に増して心が痛んでしまった。やはり親の気持ちや視点で観ると、より一層せつなく悲しく、社会の仕組みに対する怒りや無力感にうちひしがれてしまう。日曜の朝からズ〜ンと落ち込んでしまった。

ところでこのアニメーション、20年近く前に作られているにもかかわらず、まったく色あせていないのはすごい。丁寧に丁寧に手描きセルの枚数を重ね、緻密に細部まで神経を行き渡らせて、ものすごいエネルギーで作られており、むしろ今観ると新鮮でさえある。

娘は同じ年頃のせっちゃん(節子)という4歳の妹に共感しているらしいのだが、可愛そうとか悲しいとか、そういった感情では観ていないようだった。14歳の兄・清太の愛情とか、兄弟の日常生活の細かいやりとりに感心があるようで、観終わって数時間後にはもう1回観たいと言い出してしまい、さすがにそれは勘弁してもらった。

このエントリーを書くにあたり、軽くググッてみて気のついた事。監督が高畑勳氏なのはもちろん知っていたが、原作が野坂昭如氏というのは忘れていた。そうか、野坂昭如氏だったのか。凄まじい原体験ですね。それと1988年の公開時には「となりのトトロ」と2本同時上映だったそうだ。うっかり「となりのトトロ」を観てほんわか気分に浸った後、この「火垂るの墓」を観てカウンターパンチのような重い衝撃を受け、号泣してしまった方々に同情いたします。

| 映画・音楽・本 | 13:37 | comments(2) | trackbacks(0) | TOP↑

COMMENT

ハロぅ!
サイト見てたら記事が載っていたので、見にきました。BLOOG-RANKINGに載ってましたよ!また見にきますね〜!

| Kon | 2006/02/13 13:53 | URL | ≫ EDIT

Konさま
はじめまして、Konさま。ランキング情報ありがとうございます。ぜひまた見に来てくださいね〜。

| sketchlife | 2006/02/13 15:17 | URL | ≫ EDIT















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