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スカイ・クロラの印象

金曜日のレイトショータイムは、
ポニョの2回目を観に行くつもりだったけど、
直前に予定変更、スカイ・クロラを観て来た。
こっちの映画も以前から気になっていたので・・・


上映中はずっと画面に釘付けで、
一瞬も見逃さないよう意識を集中させて観た・・・
という事は、かなり面白かったんだと思う。

3DCGを使ったスピード感溢れる空中戦は、
ミリオタ泣かせの演出でカッコ良かったし、
押井監督には珍しく生身の人間が主役の地上シーンも、
人形浄瑠璃のような微妙な所作が魅力的だった。

監督のこれまでの作品とは違って、
かなり分かりやすく作られている感じだけど、
テーマは相変わらずシリアスで、
現実の虚構性や生きる意味を問う姿勢は変わらない。

印象的だったのは終盤のモノローグ。

それでも……昨日と今日は違う
今日と明日も きっと違うだろう
いつも通る道でも
違うところを踏んで歩くことが出来る
いつも通る道だからって 景色は同じじゃない
それだけではいけないのか
それだけのことだから いけないのか


同じ事の繰り返しのように見えても、
見える風景は少しずつ違う。
ささやかだけど、確かなものに希望を見いだしながら
この過酷な現実を生きていこう・・・
みたいなメッセージがこめられている気がした。

このセリフで、今までの監督作品になかった
生への前向きな姿勢を感じてしまう。
僕は重い共感とかすかな希望を感じながら、
劇場を後にしたのだった。

| 映画・音楽・本 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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