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YouTubeの可能性

ご存知のように、例の極楽とんぼ・山本圭一問題が起こり、ニュースやブログ、2ちゃんなどで驚くほど反響がありました。僕が読んでいるメルマガのニュースでもたくさん報道されたし、僕がブログ検索に使っているテクノラティでも極楽とんぼ関連が検索キーワード上位にランキングしていました。加えて、相方だった加藤浩次の号泣謝罪ムービーがYouTubeで300万回ヒットし、その後日テレのクレームで削除されたりしました。


そこまでの展開が1週間足らずで起こり、僕は改めてネット社会の進化というものを実感した次第です。情報が早いし、反響が膨らみますね。いったん火がつくと情報が情報を生み、様々な場所にリンクしながら、ヒステリックにアクセスピークを迎える状況を見て、すごいなと思いました。

今回一番驚いたのが、YouTube。以前、このブログでYouTubeを初めて知ってエントリーしたのが4月16日。その時は僕の閲覧スキルが低かったせいもあると思いますが、それほど面白いムービーを発見できませんでした。7月22日の夜にアクセスしてみたら、加藤浩次の号泣謝罪ムービーは削除された後でしたが、関連タグでリンクたどるうち、結構すごい事になってるな、と驚きました。欽ちゃんの球団解散宣言など、この問題に関する報道はもとより、山本圭一の追悼番組じゃないけど過去の名作コントをアップして懐かしんでいる人があり、その他関連キーワードリンクをたどるうち、僕はすっかりこのコミュニケーション型ムービー共有システムの可能性に魅了されたのでした。いや、今は著作権をクリアしていない違法なムービーが多いので、そこの問題を何とかできれば、新しい映像の楽しみ方を創造している点はすごいと思います。

ここで僕がYouTubeについて感じた事を列挙してみましょう。

・各個人の記憶を共有、共感。新たなつながり
・集合知としての映像
・30秒〜1分30秒、長くても3分位までが手頃
・短く、たくさんの切り口で映像を観たい
・各動画に付いているタグで芋づる式に閲覧
・コミュニケーション型ムービー
・ショートムービーは生活の密度、速度上昇が原因?
・ショートな映像で時間が断片化していく弊害もあり?
・直感的なインターフェイス、スムーズな再生、快適なリンク
・著作権の問題は残る
・CMやPVなどの動画がヒットすれば広告効果もある
・映像は言葉で説明するよりダイレクトで速い
・異なる言語の壁を越えたコミュニケーション
・自分の感性を表現し、伝える手段として映像が身近に
・アンダーグラウンドなクリエイターの発表の場
・死蔵ムービーの再利用、再発見(リサイクル)
・新しい映像の楽しみ方の創造
・リミックス、コラボレーションなどの試み
・ローカルな生の暮らしを観る楽しさ

YouTubeで僕がついつい芋づる式にサーフィンしてしまったのが、子供の頃にリアルタイムで見ていた懐かしいアニメのオープニングとエンディング動画。毎回見るたびに聞いて自然に覚えてしまい、何度も何度も繰り返し歌った曲。パーマン、怪物くん、オバケのQ太郎、ルパン三世、魔法使いサリー、元祖天才バカボン、妖怪人間ベムなどなど、結構盛りだくさん。これを見た瞬間、「うひょ〜懐かしぃ」ってな感じで、意識の底に埋もれていた子供時代の記憶が蘇りました。童心に帰ったようで、とても嬉しかったです。

◇YouTube - Broadcast Yourself.
海外サイトなのに、日本語の検索タグが使えるってところが便利。

7/26 追記
◇JASRAC、YouTubeに削除要請 ACCSも「対策を検討」
やはりついに著作権協会が動き始めたようです。このアニメ懐かしい〜、なんて言ってられる時間はそう長くないような気がいたします。でもねー、確かに著作権を侵害する事は良くない事ですが、作品をレコメンドする気持ちや、ユーザーが編み出した映像の新しい楽しみ方、ファンの潜在的ニーズに関しては、気づいて欲しいと思いますね。優れた作品を、ただの金儲けの手段にするんじゃなくて。

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