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僕の好きな写真

僕が彼女の写真と出会ったのは1年ほど前だったと思う。何かの検索中に偶然Flickrを発見して、「こんな写真サイトがあったんだ!」と興奮しながらたくさんのページをブラウズしていた時、たまたま彼女の写真に巡り合ったのだ。

◇FlickrのJen Gray写真ページ

jengray


写真には何人かのユーザーが賛辞のコメントを残しており、その写真をたどってアルバム形式にまとめられた彼女の写真集をいくつか見る事ができた。写真にはモノや景色や人々まで様々な対象が写っていて、色や構図、テーマやモチーフの選び方はもちろん、何というか、独特の質感が感じられる。それらからは彼女の豊かな心情や思索のプロセスが感じられ、同時にどこかもの悲しく懐かしく、そして何よりとても美しかった。

僕はこの時、世界のどこかで生きている、名も知らぬ人々の生々しい人生の視線を、こんなにも身近に感じられる不思議さに驚き、感動した。言葉の壁を軽々と越えて共感を呼び起こす、写真という視覚言語が持つ可能性を、よりダイレクトに再発見した瞬間だった。そしてプロじゃなくてもこんなに表現力がある人々が、実はたくさんいるんだという事を知って、自分の意識の狭さを反省したりもしたのだった。

すでにご存知の方も非常に多いと思うが、まだFlickrを閲覧した事がないという方のために、簡単にその仕組みをご説明しておこう。

まず登録ユーザーは写真をサイト上にアップする事ができ、各ユーザー間で自由にコメントやタグを付ける事ができる。タグというのは写真を説明・分類したりするキーワードのようなもので、このユーザーによる自由なタグ付けや分類をフォークソノミーと呼んでいる。今ではソーシャルブックマークなどでもお馴染みのWeb2.0的手法だ。

ユーザーは、写真に付けられたタグを通してコミュニティを形成したり、僕のようにタグをたどっていく事で思いもしなかった写真に巡り合えたりする。写真の公開・非公開も自由に設置でき、ある意味ソーシャル・ネットワーキング・サービスと同じような機能も備えている。現在では、このサイトの動画バージョンとも言えるYouTubeが人気上昇中だ。

◇FlickrのJen Gray写真ページ

◇写真共有コミュニティサイト「Flickr」

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